「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と江戸時代から親しまれたという岡本梅林。
しかし度重なる災害や住宅街拡張で今や小さな梅林となってしまった。
地元岡本商店街ではやっきとなって客寄せに工夫をこらし梅林を宣伝して訪れる人を増やしているが、遠方からやってきた多くの人は「なに?これだけ?」とガックリしている。
でも、地元住民としては立派な遊歩道のきわに並ぶ弱々しい梅たちがいとしく梅の時期にかぎらず、度々足を運ぶ。
今日はあれだけ続いた極寒の後の春日和。久しぶりに梅林に足を運んだ。でも梅は80%はまだ固い蕾。
観梅にやってきたグループは口々に梅のことには触れず「久しぶりに陽をあびて気持ちいい~」と満足気であった。
ちなみに1999年1月30日に岡本梅林で梅見吟行会をもった時は、随分花が咲いていた。
その時、仕事を終え遅れて吟行会に駆けつけて詠まれた1句「迷いきて道知辺(みちしるべ)なる梅にあう」は、今やラリグランスクラブで頑張る洋子さんの句で、みんなに印象をのこしてくれた句だった。
私の句は「梅の香やふとよみがえりき震災日」でした。
写真は、まだ咲きやらぬ仲間の梅に先駆けて咲き、観梅客に気を遣っている「道知辺」
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